2013年08月25日
筆の持ち方いろいろ!



双鈎法(そうこうほう)!
私は、半紙サイズ以上の筆の持ち方は、双鈎法(そうこうほう)で教授しております。 それでも学校現場では筆の持ち方を指導伝達したつもりでも、なかなか生徒の身体に定着することは難しいようです。 筆の持ち方を覚えるのにはそれなりの時間が必要であるということを実感しおります。 筆の持ち方は、書道で筆をコントロールするためにも大切な学習であることは言うまでもありませんが、毛筆での上手な筆運びは、持ち方にあります。 本質的には、持ち方の基本は、指全体と腕全体、しいては、身体全体のコラボレーショんンなのです。 要は、基本的な持ち方を通して筆菅をどのように動かすかをからだや指に教える訓練をするということです。
学生たちに筆の持ち方の教授を行った
後の筆持ち方を紹介!










個性は大事で持ち方もみんな違っていいのかもしれませんが、筆をどのようにして運べば運ばれた筆はどのような線が書けるというふうなことにつながれば、どのような持ち方でも私はよいと思います。 でも、そのためにはそれなり持ち方の訓練錬成がひっ用になると考えます。
どうしたら、学生の皆さんが上手に筆をコントロールして筆文字を上達してもらえるか! 今後も研究し続けていきたいと思います!
このページをご覧いただき、ありがとうございます。


Posted by 仲宗根無我 at 10:27│Comments(0)
│書道情報その他
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